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独立行政法人 国立病院機構 岩国医療センター 〒740-8510 山口県岩国市黒磯町2-5-1 TEL: (0827)31-7121 FAX: (0827)31-7059

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外科

主要診療内容のご案内

概要および診療内容

岩国医療センター外科は、竹内仁司院長を中心に現在9名体制で、消化器外科・乳腺外科・内視鏡外科・腹部救急外科を4本柱として、外科全般の業務を行っております。日本外科学会指導医・専門医、日本消化器外科学会指導医・専門医、日本乳癌学会認定医、臨床遺伝専門医、マンモグラフィー読影認定医、ICD(インフェクション コントロール ドクター)、日本臨床外科学会評議員、日本肝胆膵学会評議員、などの資格を持ったスタッフを擁しており、日本外科学会外科専門医制度、消化器外科学会、大腸肛門病学会による修練施設、乳癌学会による関連施設となっています。若手医師の自由な発想を大切にし、患者さまの立場に立ったわかりやすい医療の展開をモットーに、チームを組んで、常により良い医療を提供できるよう努力しております。
消化器疾患は、消化器内科医師と連携して、肝胆膵カンファレンス・消化器内視鏡カンファレンスを毎週定期的に行っており、急性期疾患および消化器外科疾患全般に対して昼夜を問わない診療を提供しております。全手術症例数は、2007年:508例、2008年485例、全身麻酔および腰椎麻酔による手術症例は2007年:432例、2008年:442例で、低浸襲手術、機能温存手術を積極的に採用しているのが当科の特徴です。低浸襲手術の代表となる内視鏡手術は、胆石症はもちろんのこと、腹腔鏡手術の分野では高度な技術を要する早期胃癌、早期・進行大腸癌などにも積極的に行っています。また、通常の開腹手術でも小切開手術による術後創痛の軽減、在院日数の短縮を心がけています。機能温存手術としては胃癌の迷走神経・幽門輪温存手術、空腸パウチを用いた代用胃の再建、直腸癌の神経温存手術、乳癌におけるセンチネルリンパ節生検、形成外科と連携した乳房再建、などを行っています。鼠径ヘルニアには、直接クーゲル法など最新のデバイスを導入し治療成績の向上に努めています。また、肛門疾患に関しては2006年よりALTA療法(内痔核硬化療法)を導入し、切らずに治る痔核治療を実践しています。
また、当院では日帰り・短期入院手術を、胆石症、乳腺生検、鼠径ヘルニア、痔疾、CV(中心静脈)ポート留置術などを対象に行っています。CVポート留置術は、鎖骨下静脈の分枝に直視下に留置する当科独自の方法を導入しており、その成果は、重篤な合併症を避けうる安全な方法として2009年の日本外科学会学術総会に採択されました。
手術以外の分野にも積極的に取り組んでいます。抗がん剤治療では、特に外来化学療法を推進しており、患者さまの日常生活を維持しながら治療を行っています。また、がん患者の疼痛緩和、精神的サポート、およびご家族の心のケアを、専門資格を有する緩和ケア委員とともにチームで取り組んでいます。また、近年注目を集めている手術創感染の対策として、術後創への消毒薬使用の中止、個々の症例に応じた被覆材の使用など、最新エビデンスに基づいた取り組みも行っています。さらに、遺伝性腫瘍に対する一次・二次予防を目指した臨床遺伝専門医カウンセリング、遺伝子検査なども行っています。

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