内科疾患のうち、消化管、循環器および呼吸器疾患以外の分野を広く受け持っています。肝臓専門医2人、糖尿病専門医1人を筆頭に一般内科医、レジデント、研修医が糖尿病や肝疾患といった専門領域の診療および救命救急、総合診療、緩和ケアに至るまで多岐にわたる診療にあたっております。最先端医療にも目を向けつつ、しかし、目指すところはあくまでも、標準的な質の高い医療をしっかりやる、全人的医療を地域に提供することです。
内科:0827-31-7121 (内線3010)

肝疾患
C型肝炎ウイルスの高浸淫地区という背景から肝臓病の治療には多くの経験があり、C型慢性肝炎に対するインターフェロン治療、肝癌に対するラジオ波焼灼療法および経カテーテル式肝動脈塞栓療法といったIVR(Interventional Radiology)から日常生活の相談まで各領域の専門医が密接に連携し良質な医療を提供しています。
C型慢性肝炎においては、肝硬変への進展や肝臓がんの発症予防のためウイルスの完全消失を目的としたペグインターフェロン、リバビリン併用療法を積極的に行っております。
また肝機能の正常化を目的とした週1回ないし2週1回のペグインターフェロン単独投与も行っております。
B型慢性肝炎や肝硬変に対しては,エンテカビルをはじめとする核酸アナログ製剤で良好な成績を上げております。
食道・胃静脈瘤や肝性脳症、腹水といった進行した肝硬変(非代償性肝硬変とも言います)になりますと、患者様の生命だけでなく生活の質(QOL)に関わってきますので、それらに対しても積極的に治療を行っております。
まず食道静脈瘤に対しては、内視鏡的硬化療法・結紮療法を行い、胃静脈瘤で内視鏡的硬化療法が困難な場合、バルーン閉塞下逆行性静脈瘤塞栓術(B-RTO)で治療を行います。
肝性脳症は血液中に人体に有害なアンモニアの濃度が上昇し比較的軽い意識障害から昏睡になる場合もあります。
まず予防策として蛋白制限食や分岐鎖アミノ酸製剤の内服をおこなったりしますが症状が出た場合、ラクツロースといったオリゴ糖製剤、カナマイシンといった非吸収性抗生剤、亜鉛製剤等使用いたします。
肝癌に対してはラジオ波焼灼療法および経カテーテル式肝動脈塞栓療法を積極的に施行しております。
もちろん手術の適応のある肝癌に対しては外科にコンサルトし肝切除も行っております。
比較的早期の肝癌(目安としては腫瘍の大きさが3cm以下、3個以内)がラジオ波焼灼療法がよい適応となっております。
横隔膜直下や腸管に近い症例は、人工的に胸水や腹水を入れ、描出困難な腫瘍は造影超音波(ソナゾイド)を併用し工夫しながら大半の症例を超音波にて焼灼しております。
経皮的穿刺困難な場合、CTガイド下あるいは開腹下にて焼灼する場合もございます。
進行肝癌に対しては、経カテーテル式肝動脈塞栓療法やさらに門脈の根本など太い血管に進行した肝癌に対しては、シスプラチンや5-FUといった抗癌剤を定期的に繰り返し動脈より注入する動注化学療法を行っております。
その他にアルコール性肝障害、自己免疫性肝炎,原発性胆汁性肝硬変、原発性硬化性胆管炎、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)、薬剤性肝障害などの診療も行っております。
さらに重症急性膵炎に対する膵酵素阻害剤・抗生物質持続動注療法や、持続的血液濾過透析といった特殊療法の導入で、以前は3割程度の死亡率が最近1割程度にまで減少しております。
糖尿病
糖尿病に関しては糖尿病専門医を中心に医療スタッフがチームを組んで患者指導を行いより良い血糖コントロールを目指していまいりました。しかしながら本年4月をもって糖尿病専門医不在のため今までの糖尿病診療を縮小させざるをえず外来通院中の患者様および近隣の医療機関の先生方にご迷惑をおかけしております。非常に申し訳なく思っております。
<血液外来について>
毎月第4火曜日 午後2時~より、「広島西医療センター内科医師」にて、
血液外来を行なっております。
「血液外来」は予約制となりますので、お電話にて医事係へご予約下さい。
医事係: 0827-31-7121(内線2323)
予約受付時間: 平日の午前8時30分~午後5時の間
(但し、診療日前日は午後3時まで)





