2007 心臓血管外科 活動状況
岩国医療センター心臓血管外科 手術の歴史
| 1979年4月24日 |
当科初の手術 |
腹部大動脈瘤人工血管置換術(畑) |
| 1981年6月18日 |
当院初の開心術 |
ASD根治術(畑) |
| 1999年4月28日 |
開心術1000例 |
解離性大動脈瘤 弓部全置換術(種本) |
| 2007年7月23日 |
開心術2000例 |
オフポンプ冠動脈バイパス手術(村上) |
2007年、当院心臓血管外科における心臓大血管手術症例数は、過去最高でした。
グラフに記載されているのは、手術室で行った手術症例数のみですが、これ以外に、静脈外来における下肢静脈瘤治療(下肢静脈瘤硬化療法)、下肢閉塞性動脈硬化症に対する血管内治療(カテーテルインターベンション)、深部静脈血栓症に対する治療など、幅広く診療に当たらせて頂きました。
特に近年、治療法の進歩が著しいのが、下肢の安静時疼痛や足の皮膚潰瘍、壊死を伴うような重症下肢虚血に対する治療で、心臓血管外科、循環器内科による血行再建に加え、2007年より形成外科との協力により、下肢切断を避けるべく、新たな治療を始めています。
2007年心臓血管外科手術症例231例の内訳
心臓大血管手術症例数
冠動脈バイパス手術
80%以上の症例で、人工心肺を用いずに行うオフポンプ冠動脈バイパス手術を行っている。 循環器内科で行うカテーテルインターベンションの利点とバイパス手術の利点を生かす、ハイブリッド治療の選択が可能。 手術を低侵襲なもの(体への負担が小さな手術)とするため、内視鏡(胸腔鏡)補助下の小切開手術(MIDCAB, EndoACAB)を導入。 高度の脳血管病変を伴う場合、覚醒下の手術(Awake CABG)を施行。
胸腔鏡(内視鏡)補助下冠動脈バイパス術
胸腔鏡(内視鏡)補助下冠動脈バイパス手術、PV isolation
Awake CABG
硬膜外麻酔および局所麻酔を使用し
覚醒下にOPCABを施行
●全身麻酔に関連した血行動態の変動を避ける
●患者の意識を確認することで脳血流をモニタリング (ex. 心臓を脱転する際)
下肢閉塞性動脈硬化症
カテーテルインターベンション
中国・四国地方の心臓血管外科手術状況