整形外科

TEL / 0827-34-1000(内線3006)

概要

外来日程・担当表四肢の外傷等、救急医療に対応できるように休日・夜間はオンコール体制を取っています。
この為、当科で扱う疾患・傷病で最も多いのものは外傷(骨折等)ですが、脊椎担当により脊柱管狭窄症、腰痛等脊椎疾患についても積極的に治療しています。

整形外科担当医師のご紹介

外来診療案内 整形外科

【平成29年9月、10月】

診療科 
整形外科
【G】
午前

安光 正治 

生田 陽彦

定金 雅之

生田 陽彦

高畑 智宏

畑 利彰

        -    

安光 正治 

高畑 智宏

定金 雅之

畑 利彰

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主要診療内容

整形外科で扱う疾患

整形外科では「運動器疾患」、すなわち、身体を動かすのに必要な器官である骨・筋肉・関節・末梢神経・脊椎などの病気・けがを扱います。

当院で多いのは、四肢の外傷(骨折・捻挫・脱臼等)、頚・腰の痛み等を扱う脊椎外科、股・膝人工関節等です。

治療体制

現在5名で診療にあたっています。
毎朝、病棟にて整形外科カンファレンスを開き、毎週火曜日午後には、病棟看護師・リハビリテーション・医療ソーシャルワーカー、さらに栄養士も参加する拡大カンファレンス(総回診)で、治療方針を検討しています。

手術日は水曜、金曜の週2日間ですが、手術件数の増加に伴い月曜日の午後なども用いて、できるだけ早期に手術するように心がけています。
また、月・火・木の外来日午後には、脊髄造影検査、神経根ブロック治療等を積極的に行っています。

 

いくつかの代表的な手術

外傷系

大腿骨頚部骨折、転子部骨折

高齢者が主ですが、年間100名以上の方の手術をしています。ご高齢の方は、ちょっとした転倒で骨折されることが多く、転倒を防止することが大切です。
リハビリを術後早期より開始し、寝たきり防止に努めています。
当院のリハビリテーションは年中開始可能であり、GW・盆・正月を含む休日でも早期開始が可能です。

大腿骨頚部・転子部骨折では、地域連携パスにて治療させていただくことを原則としており、急性期病院の当院では術後2週間程度のリハビリを行い、その後、ご自宅へ戻るのが難しい方は他の医療機関でリハビリを継続していただいています。
若年者の大腿骨頚部内側骨折は、原則、緊急骨接合術対応としています。

骨折観血手術

早期の離床・ADL(日常生活動作)復帰を目指し、積極的に手術しています。骨盤・下肢・手関節用創外固定も準備しています。

 

関節系

人工股関節手術

症例により、筋肉を切らない手術(MIS 微小侵襲手術)を適応しています。
これまでも、一部の筋肉のみを切る手術をしていましたが、MISをさらにすすめることによって、術後の痛み、筋力低下、結果としてリハビリの進み具合も改善しています。
術後リハビリは2週間での退院目標とし、それ以後のリハビリをご希望の場合は、他院へ紹介させていただきます。
側臥位で手術する場合等では、臼蓋側の設置に、ナビゲーションシステムも利用可能で、状況に応じて使用しています。
また、状況により、術中回収血、自己血貯血をすることがあります。

人工膝関節手術

全置換術(TKA)をしています。状況により、術前自己血貯血をしています。

 

脊椎系

当科では、年間約150例の脊椎手術を行っております。

脊椎固定術

腰椎すべり症、分離すべり症、変性側湾症などの患者さんに行います。チタン性のネジとピーク素材を使用したブロックを用いて、不安定な脊椎の固定を行います。

最小侵襲脊椎安定術(MISt)

適応は通常の脊椎固定術と同じですが、可能な場合は小切開(2cm)でナビゲーションシステム、術中CTを用いてネジを挿入し固定を行い、出血量や術後の疼痛が少ない手術を積極的に行っています。

内視鏡下椎間板摘出術(MED)

腰椎のヘルニアに対しては、内視鏡を用いて2cmほどの創で行います。翌日より歩行できて、1週間で退院できます。

経皮的内視鏡下椎間板摘出術(PED)

局所麻酔で行う手術です。適応は限られますが、通常より外側から侵入し神経の背側からではなく腹側からヘルニアを摘出します。日帰り手術もできますが、当院では2泊3日で行っております。

セメント注入術(BKP:balloon kyphoplasty)

胸椎、腰椎の骨折後の偽関節(穴があいて骨が癒合していない状態)に対して行う手術です。
2011年1月より、新しいセメント注入術として認可されました。風船を用いて癒合していない骨の部分を拡大し、より安全に、より小侵襲でセメントを充填する手術です。ライセンスがいる手術ですが、当院では2011年2月より施行しております。創は5mm程度で、1週間以内に退院可能です。

顕微鏡下片側侵入両側除圧術

腰部脊柱間狭窄症に対する手術です。3cmほどの切開で筋肉や骨への切除、剥離を最小限にして術後の疼痛や影響を少なくする手術です。1週間程度で退院可能です。

 

手術実績

   2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年
外傷
上肢外傷 64  62  83  91  96  128 
下肢外傷
158  129  170  139  188  177 
人工骨頭 37  49  29  26  38  47 
骨盤
抜釘 42  35  49  40  48  75 
外傷その他 15  18  15 
関節 鏡視下ACL 
鏡視下他 
人工股関節置換術
人工膝関節置換術
関節他
脊椎・脊髄 頚椎 20  21  17  19  21  12 
胸椎  17  16  11  13  13 
腰椎 88  81  77  88  98  92 
脊椎・脊髄腫瘍
脊椎その他 15  13  22  17  10 
腫瘍 生険
骨腫瘍良性
軟部腫瘍良性 
手根管
バネ指 12  10  13 
腱 
手その他  10 
  10  11 
感染等
切断
切開排膿他 11 
その他   10 
合 計
489  464  535  523  638  647 

 

 

手術設備・使用材料等

骨折の手術では一部例外がありますが、MRI検査に支障のないように、できるだけチタン系・セラミック系のものを用いるように心がけています。

手術用レントゲン透視装置は、解像度の高い手の外科用のもの、従来の大きなもの(2台)(いわゆる外科用イメージ、Cアーム)、ナビゲーションにも使用できるもの、血管造影(DSA)も可能な視野の広いもの等、複数を使用可能で、脊椎手術では2台を同時に使用することも少なくありません。

手術台には、牽引手術台(大腿骨骨折等で多く使用)、カーボン製で脊椎手術等で多方向から透視ができるもの(ジャクソンベッド)、半身カーボン製、上半身挙上用アタッチメント等の装着により、様々な手術法に対応できる、いわゆる万能型などがあり、手術により選択しています。

人工関節・人工骨頭等の手術ではクリーンルームで手術し、ヘルメット着用、パルス洗浄器使用等も併せて感染防止に努めています。

脊椎外科では、顕微鏡下手術、内視鏡下(MED、PELD)手術を積極的に行っています。術中回収血(セルセーバー)の利用も可能です。

 

 岩国医療センターだより『整形外科』

過去に広報誌「岩国医療センターだより」にて掲載しました「整形外科だより」等、整形外科関連の記事を閲覧できます。

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