院長ごあいさつ

tanimoto incho 国立病院機構岩国医療センターは山口県東部地域、特に岩国市を中心とした人口約40万人の医療圏において唯一の高度急性期医療を担う地域の中核病院であり、地域医療支援病院でもあります。また、地域がん診療連携拠点病院として各種がん診療を行う専門スタッフを育成し、さらには愛宕山の高台に位置し、陸、空からの交通アクセスも至便なことから地域災害拠点病院の指定を受けています。

こうした地域における当院の役割を確実に実行し、さらには地域の皆様からの要望に100%応えるべくこれまで様々な試みを行ってきました。とりわけ、5年前の新病院への移転では、診断精度と治療効果の向上を目的として、最新の高度医療機器を整備し、高齢化する患者さんの医療ニーズに対応して参りました。また、新病棟の最上階には緩和ケアセンターも開設され、全室個室の落ち着いた雰囲気の中で心暖まる緩和医療が行われています。さらに、女性患者さんだけの病棟も皆さまから好評をいただいております。

医療を支えるスタッフの充実も私たちの永年の課題でした。常に医師不足や看護師不足が唱えられる中で、当院では医師が専念して医療に活躍できる環境を作ること、優れた看護スタッフが自ら望んで集まれる教育・育成環境を作ることに集中してきました。その一環として、これまでも初期臨床研修医の獲得と看護学生の定員の拡大に努めてまいりました。現在、全32診療科での医療提供体制を確立し。医療スタッフの確保こそが地域活性化の源であることを確信して、これからもさらに魅力ある医療環境、教育環境を整備してまいります。

当院の基本理念は、「私たちは、地域の皆様から愛され、信頼される病院であり続けるよう努めます。」であり、その実現のための方針として、「安全で快適な医療環境の提供」、「地域医療機関と連携した高度急性期医療の提供」、そして「次世代を担う医療人の育成」を着実に行うことで重要な使命を果たしたいと願っております。特に今年度から、地域の医療機関や福祉・介護施設との連携をさらに強力なものにして、入院患者さんの医療の流れをよりスムースに行うため院内に総合入退院センターを設置いたしました。すべての入院患者さんに優しい医療を提供できる環境を整え、さらに当院の使命である高度医療、救急医療体制を充実させることで地域の皆様に安心して暮らせる街づくりに努めてまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

院長 谷本 光音

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